家族3人(夫・私・2歳の息子)で2LDKの賃貸マンションに暮らしています。
一般的に、せまい方だと思いますが「せまくて嫌だ!」と、思ったのは住んでしばらくの間だけ。今ではむしろ、快適に暮らしています。
この記事では、せまい部屋でも快適に暮らすポイントをまとめています。
わが家の間取りについて
間取りはこんな感じです。
* 3人暮らし(*現在は4人暮らしです) * 2LDK・55㎡ * 築20年くらい
最新のマンションなどに比べると収納は少ない方かなと思っています。
物件選びで優先したこと
物件選びのときに優先したことは「家賃と立地」でした。
築年数や間取りはほとんど気にせず。でも今はそれで良かったと感じています。
家賃は安いほうがいい
家賃は、ありがたいことに借り上げ社宅ですが、広い部屋に住むほど手出しが多くなってしまうという社内規則なので、より手出しが少なくてすむよう55㎡という広さを選びました。
同じような地域・築年数で比べる場合、やっぱり広いより狭い方が家賃は安いです。
これは家を購入するときも同じだなあと思っていて、新築一軒家に憧れた時もあったけど、今は中古マンション購入→リノベーションが第一候補です。
立地は「会社に徒歩で通える距離」
引越しついでに、2台持ちだった車を1台にしたいと考えていました。
年間の車に関係する出費のことを考えると、車は無いほうがいい。2台とも手放すのはまだ現実的ではなかったので、1台を手放すことに決めました。
そのためにも、夫が車通勤しなくていいよう、会社の近くの賃貸マンションを探しました。
実際は、徒歩で通える場所が見つかり、車1台を手放しました。
会社が近いので、朝はゆっくり・帰宅も早いです。
残業して20:00に終わったとしても20:15には帰宅してくれるので育児中の身としては助かっています。
2つの候補から選んだのは「せまい方」
今の家を選ぶ際、2つの候補がありました。
1つは今の家で、もう1つは今の家のすぐ近くの大きなマンションです。
もう1つの方は、大きいマンションで駐車場代も高い。85㎡くらいなので家賃が高くなる。
夫が下見に行きましたが「広すぎる」とのことで「無いな」と思っていたようで。
私も「家賃がプラス1〜2万円かかるならせまい方を選んでそのぶん浮いたお金を楽しいことに回したい」と、とても迷いましたが今の家に決めました。
そして、その選択をして良かったです。
広い家である必要は無かったし、私が専業主婦なので月に1万とか2万の差は意外と大きいです。
わが家の快適に暮らす6つのポイント
そんなわけで、2LDK(55平米)の賃貸マンションに1年半ほど暮らしています。
はじめこそ「せまいせまい!」と文句を言っていた気もしますが、収納を見直したり不要なものを断捨離した結果、快適に暮らすことができています。
①物件選びで重視したお金のこと。暮らしてみるとお金のことで心おだやか
わが家は55平米なので、広い部屋に住むよりも家賃が抑えられています。
検討していた大きなマンションが近くにあるので「いいな〜」と思うこともあるのですが、憧れつつ「でも今の家を選んだから1〜2万円浮いている」と思うと、心が安定します。
一度住むところを決めてしまうとコントロールできなくなる家賃のことを、しっかり検討できて良かったです。
②掃除や片付けで楽をする
掃除機をかける際、コンセントを外すことなく全ての部屋を終了できます。時間も10分くらい。とっても時短で楽ですね。
息子に「掃除機をかけるよー」というと、急いでおもちゃを片付けてくれるようになりました。
リビングで遊んでいるところに掃除機を持ってくるので、息子的には参加するしかないんだと思います。助かるし、楽しいです。
他にも、ダイニングテーブルでご飯を食べ終わった後の食器を一歩も歩くことなくシンクに戻すこともできますし、お風呂掃除もせまいのですぐに終わります。
部屋数が少ないぶん掃除をする場所が少ないのだから、掃除に関してはメリットしかありません。
③収納すればするほど効果的
引っ越してきて「せまいせまい!」と悩んだ末、収納の工夫をはじめました。
暮らし系の本を読んだり、実践してみたり。このブログもその延長ではじめたようなものです。収納力は鍛えられました。
④モノを購入する際はよく検討する
モノを購入するときに、まず収納のことを考えます。
無理矢理しまい込むような場所がないので、不要なものを購入しないクセがついたように思います。
「収納場所は本当に大丈夫?」「本当に使う?」「使わなくなったらどうする?捨てる?売る?譲る?」などなど、購入するモノの行く末までじっくり考えるようになりました。
たとえばトースターや食器洗浄器などは収納場所がないからわが家にはありません。もし購入するとしたら収納場所を確保してからです。
⑤見える範囲に子供がいるので安心
キッチンにいながら、息子がソファから飛び降りたり、ソファの背もたれのところを歩いたり、テレビ台に乗ったり、小さい椅子の背もたれに座ったり、危険行為をしているのが確認できます。
落ちてもすぐに助けに行けるし、行動も読みやすく注意できるので助かっています。
⑥「ものを手放すこと」に本気で取り組んでみる
せまい部屋からモノが減ると、めちゃめちゃ快適になる可能性があります。
ゴルフバッグを手放した事は本当に大正解でした。
ずっと使わない私のゴルフバッグが押入れの中に入っていたので、そのせいで布団は毎日畳の上に出しっぱなしでした。
ゴルフバッグを断捨離することで、布団を押入れ収納できるようになりました。
他に何か断捨離できる大物がないか、断捨離できたらどうなるかを考えたくなりました。
せまい家に住むなら「あえて選んだせまい家」が参考になる
こちらの本では、30〜59㎡の家(マンション)に住んでいる8家族のことが紹介されています。
- 間取り
- せまい部屋のメリット
- 物に対する考え方
- インテリアのこだわり
- 収納アイデア
- せまくても妥協しないこと
せまい家の暮らしの気づきが丁寧に書かれていて、せまい部屋に暮らしている身として共感することばかり。
この本で紹介されているせまい家に暮らすメリット(抜粋)で共感するものはこちら。
- 収納力が高められる
- 家にある物の管理がしやすい
- 家が整理される
- 物が多くないから身軽になる
- 掃除がすぐに終わる
- 必要なものにすぐに手が届く
- 立地がいい
- 家にかける金銭的負担が減る
一般的には、せまい=不便と考えがちだし、私も昔はそう思っていました。
広い家に憧れはありますが、せまい家での暮らしにもメリットがあります。
本に掲載されている収納やインテリアだけでなく、家主の考え方もとても参考になりました。
せまいからこそシンプルに暮らす
今の部屋はせまいけど、管理(物の把握や掃除や片付け)しやすいのがとっても楽ちんで、スムーズに生活できていると感じます。
シンプルが身の丈にあっているんでしょうね。
(*現在は次男が生まれ4人暮らしとなりましたが、それでも快適に暮らしています♩)