コロッケはお店で買ったほうが安上がりです。
それでもコロッケを手作りするのはあの素朴な味がおいしくて好きだから。
子供が卵アレルギーだったこともあり、わが家のコロッケは卵を使わないコロッケが定番です。
卵を使わないぶん手間が省けるので気に入っています。
この記事では、卵をつかわないコロッケの作り方について書いています!疲れない、失敗しないコロッケです。
コロッケは卵を使わなくてもできる
一般的に衣は小麦粉→卵→パン粉の順で作っていきます。
でもわが家の場合、長男が卵アレルギーなのでフライ物の衣は、
- 天ぷら粉(小麦粉)を水で溶いたもの→パン粉
というふうに作り、卵は使いません。
水でといた天ぷら粉(小麦粉)を使う
卵をつかわない揚げ方は、天ぷら粉(小麦粉)を水でいいかんじに溶かしたものに、パン粉をつけるだけです。
水の量はてきとうな分量でやっています。
初めてで心配な場合は、小麦粉に少しずつ水を入れてかき混ぜて、小麦粉が上の写真くらいにゆるくなる程度になるよう少しずつ調整していけば大丈夫です。(*もし水を入れすぎてしゃばしゃばになったら、小麦粉をプラスすれば大丈夫です)
- 卵を使う:小麦粉・卵・パン粉
- 卵を使わない:小麦粉+水・パン粉
天ぷら粉(小麦粉)に水が入り、代わりに卵の手順がなくなります。
卵がない分の手間がかからず時短です。
(ちなみにてんぷら粉がない場合は小麦粉でも大丈夫です。もはや小麦粉だけで作ることが多い。)
疲れないコロッケづくりのすすめ方
コロッケ作りは結構疲れます。。!(私だけじゃないはず!)
おもにジャガイモとひき肉が必要なので買ってくるところから始まります。
- ジャガイモを茹でる
- ひき肉を炒める
- 混ぜる
- 形成する
- 衣をつける
- 揚げる
これに味噌汁やキャベツの千切りをつけるとなるともう大変。大仕事ですよね。
コロッケを食べる頃にはぐったり。
なので、コロッケ作りは段取りを考えて、こまめに準備をしています。
ちなみにコロッケに向いているじゃがいもの種類は男爵です!大きめサイズを購入すれば皮むきが最小限ですみますね。
仕込みは前日に
コロッケを作る行程で
- 玉ねぎのみじん切り
- じゃがいもの皮むき
というのがありますが、地味に面倒なので前日に仕込んでおくと楽です。
茹で、炒める、混ぜるは鍋内で
- じゃがいもを茹でてつぶす
- ひき肉と玉ねぎを炒める
- それらを混ぜる
じゃがいもは鍋で茹で、崩れるくらい(10分〜15分)になったら軽く炒めるように鍋の中でつぶしある程度の水分を飛ばします。
つぶしたじゃがいもはボウルに移し、空いた鍋に油を引いてすぐにひき肉と玉ねぎを炒めます。
炒め終わったらボウルのじゃがいもをもう一度鍋に戻して鍋内でじゃがいも、ひき肉と玉ねぎを混ぜます。
そのまま鍋のフタをして、粗熱をとります。
次はコロッケの形成ですが、形成は粗熱が取れていた方がスムーズです。
形成して揚げる
- 形成する
- 衣を作る
- 揚げる
好みの大きさと形に形成します。
形成はラップを使いおにぎりを握る感じでやってます。(手を汚したくない)
衣は天ぷら粉(小麦粉)を水でいいかんじに溶かしたものに、パン粉をつけます。
あとは普通のコロッケ作りと同じように、170度2分弱くらい揚げて終了です。
4つの工程を少しずつすすめていくから疲れない
- 仕込み(前日)
- 調理する(お昼)
- 形成する
- 揚げる(食べる直前)
大きく4つの行程に分かれていて、工程ごとに時間の間隔が開いているため、出来上がり時に疲れていません。
仕込みを当日やる場合はちょっと疲れるかなと思います。
無印のシリコーンスプーンでもっと簡単に
- じゃがいもを茹でてつぶす
- ひき肉と玉ねぎを炒める
- 形成する
この3つは無印良品のシリコーン調理スプーンでやるとかなり楽です。
失敗しない味の理由
バターと塩コショウでかんたんに素朴な味つけ
- じゃがいもを茹でる時に塩を加える
- ひき肉と玉ねぎを炒める時に塩コショウ
- じゃがいもとひき肉を混ぜるときにバターを加える
私はひき肉のニオイが気になるので牛や豚を使う時は料理酒やローリエを使ってニオイを消します。が、めんどくさいのでいつもニオイがあまり気にならない鶏を使います。
衣が天ぷら粉だからおいしい
てんぷら粉がない場合は小麦粉だけでも美味しくできますが、衣に天ぷら粉を使うと少し違って、美味しいです。
ケチャップで食べるからおいしい
夫の実家からの影響で、夫も子供もコロッケをケチャップで食べます。
はじめはコロッケにケチャップ、、?と首をかしげていましたが、作ってみると確かに手作りコロッケの素朴な味にケチャップが合います。
誕生日や記念日にはホールトマトでケチャップを手作りするとちょっと特別感を味わえます。(これも義実家の影響)
おわりに
というわけで、卵をつかわないコロッケ作りについて書きました!
天ぷら粉(小麦粉)&水とパン粉で作る方法は、もちろんコロッケだけでなくトンカツやアジフライなどほかのフライ物にも応用できます。
子供が卵アレルギーで苦肉の策でしたが、普通に時短になるのでアレルギー関係なくオススメです。