もしも家族の誰かがノロウイルスに感染したら・・・。
感染力の強いノロウイルス。
怖いですね。
長男を妊娠するまで管理栄養士として医療・福祉施設で8年間働いていました。
大量調理の現場では、1年中、食中毒対策をしています。もちろんノロ対策は必須業務。
家庭でも、誰かが嘔吐したあとに消毒液を買いに行くのは時間がかかりすぎるし、作り方をネットで調べたり、水を測るのもキツイ状況だと思います。
胃腸炎のときでも自宅で消毒液をすばやく作れるよう準備をしてみました。
消毒セットを作りました

消毒液セットには、消毒液を作るのに必要なものをひとまとめにしました。
- 次亜塩素酸ナトリウム(ブリーチ)
- マスクと手袋
- ペットボトル
- 空のスプレーボトル
- キッチンペーパー
- 消毒液の作り方(説明書)
次亜塩素酸ナトリウム(ブリーチ)

まず必要なのが次亜塩素酸ナトリウム。
ノロウイルスには必須の消毒液で、これを薄めて消毒液を作ります。
購入したのは6%の次亜塩素酸ナトリウムです。
値段は色々ですが、いちばん安いのを購入しました。
マスクと使い捨ての衛生手袋

マスクと手袋(使い捨て)はいつも家に常備していますが、ひとまとめにしてすぐに取り出せるように。
次亜塩素酸ナトリウムの消毒液はニオイが強いし、直接手で触れてしまうと洗うのがめんどうだし手が荒れます。
マスクはウイルスを吸い込まないためにも必須です。
ペットボトル2本

消毒液は500ml単位で作る予定。
900mlのペットボトルに500mlの印をし、誤飲防止のため「消毒液」と書いたガムテープを貼りました。
空のスプレーボトル

消毒液を使う際はスプレーを使うと便利なので準備しました。
アルコールスプレーを使った後の空の容器を利用しました。
もし使う場合は目に入らないように注意してくださいね。
キッチンペーパー

嘔吐物などを拭いたあとの場所を消毒液で濡らして覆うために準備しました。
ウイルスが飛ばないようにするためです。
消毒液の作り方|付箋に作り方を書きました

いざという時、消毒液の作り方をネットで調べなくて良いように作り方を付箋に書きました。
すでに汚染したかもしれない手で、スマホやパソコンを触れたくないので書いておくと安心です。
作り方は、準備しているペットボトルに500mlの水を入れ、次亜塩素酸ナトリウム(ブリーチ)を、
- 1000ppmの濃度はキャップ2杯
- 200ppmの濃度はキャップ半分(スプレーはこっち)
これで消毒液ができるそうです。(ネット調べ)
(希釈濃度については奈良市のHP(pdf)を参考にさせていただきました。)
ペットボトルだけでは消毒液が足りない場合に備える
ペットボトル2本を準備していますが、実際のところ、それで間に合うかどうか分かりません。
そのときにはこちらの容器を使うことにしました。

お米を袋のまま入れて保管している容器です。
お米の袋を冷蔵庫などに一時置きすることで、この容器が空になります。
容器に水を6リットル入れて印をしました。

(なぜか目盛りと合わないリットル数?お米の容器なので単位はお米のkgかもしれません。)
ここにも消毒液の作り方を書いた付箋を貼っておきます。

消毒液を作りたいときは6リットルの水を入れ、記載の量のブリーチを加えるだけでたっぷりの消毒液ができます。
(希釈濃度については奈良市のHP(pdf)を参考にさせていただきました。)
たっぷりの消毒液に食器やおもちゃなどを浸して消毒するのに使えます。
消毒セットの収納場所

ふだんの収納はこんなかんじにしています。
シンク下、いつもお米を保管している場所の隣に置いておくことにしました。
ノロウイルスの予防には、手洗い&手荒れケア
消毒液セットを作りましたが、胃腸炎にならないためには手洗いがいちばん重要です。
管理栄養士として病院に勤務していたと書きましたが、手洗いはめちゃめちゃ重要視していました。
また、同じくらい手荒れにも注意です。(手荒れ=傷なので不衛生)
その名残は仕事を辞めて5年たっても健在で、手に傷があるときはなるべくサラダやお刺身など生食は作らないようにしているし、料理中に指輪はしません。(手の傷や絆創膏や指輪には細菌がたまりやすい)
食中毒やノロウイルスは人の手を介して感染していくので、そうならないよう冬場は特に気をつけたいです。
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