マンションの1階に住んでいますが、野良猫の被害にはずいぶんと悩まされてきました。
猫よけ対策に取り組んできて数年。
猫が来るだけならまだ良いのですが、私が嫌なのは「糞尿被害」です。
(*注意*この記事は「猫よけ対策」について書きます。野良猫のリアルな生態が苦手な方はお引き取りくださいね。)
- ベランダが汚くなる
- ベランダが臭くなる
- 食糞しているのを見たくない
野良猫がベランダを通るだけならともかく、糞尿被害ともなると洗濯物も干したくないし、窓を開けることさえストレスになります。
これまで、ベランダの猫よけ対策にはかなり真剣に取り組んできました。
その結果、猫よけで重要なのは「侵入させないこと」という結論に至っています。
ただ、それでもどうしても猫の気配があったり、たまに糞尿被害もあったので「もっと高度な猫よけ対策がしたい」と、超音波の猫よけグッズを考えるようになり、今では実際に購入し、ベランダに設置しています。
この記事では、超音波の猫よけグッズの選び方とおすすめアイテムをまとめています。
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「超音波の猫よけ」とは?
「超音波で猫よけ」と聞くと物騒な感じですが、全然そんなことはありません。
猫が侵入しようとしているところに超音波を発生させる装置で、猫に嫌な印象を与え、傷つけることなく追い払うことができます。
- 猫が侵入すると赤外線センサーが発動
- 超音波を発生させる
- 猫が逃げる
猫よけで最も重要な「侵入させない」ための猫よけグッズです。
「超音波で猫よけ」グッズの選び方
超音波の猫よけグッズを選ぶときのポイントはこの3つ。
- 周波数
- 自立タイプor 差し込みタイプ
- ソーラー充電or乾電池
機種によりさまざまなので、その見方をチェックしておきます。
周波数
人間に聞こえる音は可聴音と呼ばれ、20Hz〜20kHzくらいまで聞こえると言われています。
[memo title="MEMO"]
- 人間に聞こえる音:可聴音
- 人間に聞こえない高い音:超音波
- 人間に聞こえない低い音:超低周波音
[/memo]
若い人に聞こえる「モスキート音」は17kHz以上の高周波で、大人になると高周波音は聞こえなくなります。
猫は可聴音が高く、高周波(60〜100kHzくらいまで)が聞こえるという特性を利用したのが「超音波で猫よけ」できるグッズです。
猫を感知する範囲
超音波を発生する際、赤外線センサーで猫が敷地内に侵入したことを察知します。
赤外線センサーが届く範囲は、この3つをチェックしておけば安心です。
- 左右角度
- 上下角度
- 直進距離
①左右角度は設置した猫よけグッズの平面的な角度です。
②上下角度は設置した猫よけグッズの立体的な角度です。
③直進距離は設置した猫よけグッズからの距離です。
猫よけグッズによって、猫を感知する範囲は変わります。
自立タイプor 差し込みタイプ
超音波の猫よけには、自立タイプと差し込みタイプがあります。
▼自立タイプはこんな感じで、地面に置けるタイプです。
▼差し込みタイプはこちら。センサーの下に長い棒が付いていて、地面に差し込みやすくなっています。
- 自立タイプ:置くだけでOK(ベランダや玄関先や駐車場など、整備された場所)
- 差し込みタイプ:地面に差し込む(花壇や畑など、土のある場所)
ソーラー充電or乾電池
超音波で猫よけグッズの電源は、ソーラー電池か乾電池の2パターンで、猫よけグッズを置く場所で選ぶポイントが変わってきます。
- 乾電池式:ベランダやテラスなど、日陰になる時間が多い場所
- ソーラー電池:畑や庭など日光が当たる場所
個人的にはソーラー充電は天候が悪い日が続くと「効いているかな?」と心配なので、乾電池のほうが使い勝手が良いです。
「超音波で猫よけ」グッズ4選
というわけで、超音波の猫よけのおすすめをまとめています。
(*スマホの場合はスライド「→」で見れます)
商品画像 名前 周波数 タイプ 電源 [center][/center] Tukebon猫よけ 9〜70kHz 差し込み ソーラー [center][/center] ガーデンバリアミニ 18〜28kHz 自立 乾電池 [center]
[/center] 番人くん
15〜60kHz 差し込み 乾電池 [center][/center] ねこちゃんしないで 約25kHz 自立 乾電池
Tukebon 猫よけ
[/center]猫を感知する範囲 左右角度 120度 上下角度 50度 直進距離 最大10m
Amazonで人気の猫よけグッズで、超音波の周波数(9〜70kHz)の調整は6段階で切り替えでき、フラッシュも作動します。
▼周波数の調整はこんな感じです。
- 小動物(ネズミなど):9〜20kHz
- 中型動物(大型犬・狐):18〜27kHz
- 小型動物(猫・鳥):25〜70kHz
- イノシシ・アライグマなど:LEDフラッシュライト点滅
- 9〜30kHz +フラッシュ(大部分の動物)
- 9〜70kHz +フラッシュ(大部分の動物と鳥)
ソーラー式&USB充電が可能で、差し込みタイプなので土のある花壇や畑などで便利です。
- 周波数(9〜70kHz)
- 差し込みタイプ(花壇などに向いている)
- ソーラー充電(日が当たる場所で使いやすい)
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ユタカメイク|ガーデンバリア ミニ
猫を感知する範囲 左右角度 90度 上下角度 本体下に20度 直進距離 4〜6m
ガーデンバリアミニは、自立タイプの猫よけグッズです。
充電は乾電池式で、アルカリ乾電池で1,200回作動。
自立タイプなので玄関先やベランダなどに設置しやすいです。
猫の動きを察知する赤外線センサーは上からの感知はできません。
ベランダに設置した場合、猫がベランダに降り立ってから超音波が発生する感じですね。
周波数(18〜28kHz)の調整モードはスイッチのオン・オフのみですが、周波数をランダムに変えて発信し、猫が超音波に慣れるのを防いでくれます。フラッシュは黒丸の部分が光ります。
- 周波数(18〜28kHz)
- 自立タイプ(ベランダや駐車場に向いている)
- 乾電池(日陰で使える)
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番人くん
猫を感知する範囲 左右角度 80度 上下角度 不明 直進距離 7m
番人くん は高周波の猫よけグッズです。
周波数は15〜60kHzに対応しており、本体のネジで周波数を調整します。
番人くんは60kHzという高周波に設定できるところがポイントです♩
充電方法は乾電池式(単3乾電池2本)で、効果が無いときは全額返金保証 があるところが魅力です。
- 周波数(15〜60kHz)
- 差し込みタイプ(花壇などに向いている)
- 乾電池(日陰で使える)
【番人くん】 を見る
パナソニック|ねこちゃんしないで EC801G
猫を感知する範囲 左右角度 100度 上下角度 約20度 直進距離 約7m
パナソニックも完全置き型タイプの猫よけグッズを販売していて、わが家で使っているのはこれです。
発信する周波数は約25kHzで、1回に10秒ほど流れます。
充電方法は乾電池式。(単1乾電池2本)
超音波の猫よけグッズは海外製品が多い中「ねこちゃんしないで」はパナソニック製品なのが良いですよね。
自立タイプで、ベランダに設置しています。
[box class="box27" title="POINT"]
- 周波数(約25kHz)
- 自立タイプ(ベランダや駐車場に向いている)
- 乾電池(日陰で使える)
[/box]
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まとめ
というわけで、超音波の猫よけグッズの選び方とおすすめアイテムについて書きました。
超音波の猫よけグッズを選ぶ際、チェックするポイントは、
- 周波数
- 自立タイプor 差し込みタイプ
- ソーラー充電or乾電池
この3つで、わが家のような賃貸マンションのベランダには乾電池式の自立タイプがベストです。
商品画像 名前 周波数 タイプ 電源 [center][/center] Tukebon猫よけ 9〜70kHz 差し込み ソーラー [center][/center] ガーデンバリアミニ 18〜28kHz 自立 乾電池 [center]
[/center] 番人くん
15〜60kHz 差し込み 乾電池 [center][/center] ねこちゃんしないで 約25kHz 自立 乾電池
▼実際に使っているのはこちら
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